どんと晴れ と ドラゴンズ

毎朝、ＮＨＫの連続ドラマ「どんと晴れ」をみている。そのドラマのヒロイン夏美は盛岡の老舗旅館のお女将後継者レースを倒産した老舗料亭の娘彩香と競って勝った。　この後、まだドラマの新たな展開が待ち受けているようだ。

都会育ちのケーキ屋の娘夏美は、料亭の娘彩香と比べ客のもてなし方、料理の造詣の深さ、礼儀・作法などひとつひとつ
比べたらいずれの点でも太刀打ちできない。　ところが、夏美は勝ったのだ。　何が夏美を勝たせたのか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

いま、プロ野球は折り返し点のお休み。ドラゴンズは首位で前半戦を折り返した。前半戦を終えて、ドラで打撃ベストテン
に入っているのは森野ひとり。　ヤクルトは１位２位６位と３人もいる。１５本以上のホームランバッターはドラではウッズだけ。ヤクルトは２人いる。　投手の防御率ベストテンには、ドラでは７位の朝倉ひとり。ヤクルトは３人入ってる。

部門別にデータをみたら、だれしもヤクルトの方が上位にいると思うだろう。現実には１位ドラゴンズ５位ヤクルト。
何がドラに首位をもたらせているだろう？
夏美がお女将レースに勝ったこと、ドラが首位にいること　両者に共通する何かがあるだろう。

「目標に向かうひたむきさ」、　「ひとを信じる人間性」　これらから生まれるチカラが１＋１を３にも４にもするのでは
ないだろうか。　　
夏美にあてはめれば、周りの者を惹きつける活力源になり、ドラにあてはめればチーム全体が監督の目指す野球を信じてついてゆくことが、少ないチャンスを確実にものにする活力源になっているのではないだろうか。