梅雨明けになったかと思わせるような青空と日差しの一日。散歩に出るために玄関を開けると玄関脇の緑のカーテン
からプゥ〜ンとゴーヤのにおい。 夏の香りだ。
農家の庭先の水槽では、ピンクのハスは役目を終え花托になり、白いハスが咲きはじめた。紫のアサガオが侵入してきて
色を添えている。
桃畑のネットに先日は鳥がかかっていたが、きょうはカブトムシがかかってもがいている。
ネットが胴体にからまって必死にもがいている。
日が高くなったら、先月舗装をし直した歩道のアスファルトが、今にも溶け出すのではないかとあの独特の匂いを発し出し
た。 こどものころ、万年ぞうりで舗装道路を歩くと溶けたアスファルトがぞうりに
くっついてしまった。あの匂いだ。 これも、夏の香りだ。 そして、咲き出したデイゴがいっそう夏らしさを演出している。