日経「私の履歴書」と長嶋さん

mikawakinta632007-07-26

いま、長嶋茂雄さんが日経新聞の「私の履歴書」に連載されている。
20数年以上前から、日経新聞の最終面に1ヶ月単位で各界の著名人が「私の履歴書」を書いて連載されている。
20年くらい前、勤め先の社長がこの「私の履歴書」に連載されたので、従業員の多くは、それを機会に日経新聞
購読させられた。


それ以来の日経新聞との付き合いだったが、連載小説「愛の流刑地」が終わったのを機に購読をやめてしまった。
長嶋さんが登場しているとなると、どうせゴーストライターが書いているとわかっていても、ぜひ読みたいので図書館へ行って1週間から10日分まとめて読んでいる。


立教大学時代、豊田の挙母高校(現豊田西高)出身の杉浦忠投手との友情エピソードやかの有名な天覧試合でのさよならホーマーが絶対ファールだったと打たれた方の阪神村山投手(故人)が死ぬ間際まで長嶋さんに会うたびに云っていたことなど、野球ファンにとっては実に興味深い。  わざわざ、図書館まで読みに行っても惜しくはない。


長嶋さんのライバル、ノムさんこと野村克也楽天監督は2年ほど前に連載された。常に華やかな道を歩いてきた長嶋さんを
「ひまわり」に喩え、プレーイングマネージャーをしながら数々のタイトルを手にしながら余りもてはやされない自分を「月見草」と称したノムさんも、いまごろやっと連載された長嶋さんに対しさぞや溜飲の下がる思いだろう。