いのち無常

台風が去ってもスカァ〜とした天気になかなかならない。重苦しく、ムゥ〜とした天気だ。
今夜の三好池の花火、ハデにパァ〜とあげてもらってスカッとしたいものだ。

台風通過後の樹木の点検をしていると、柿の葉がいやに虫に食われている。よく観察するといるわ、いるわ「イラガ」だ。
１枚の葉に多いのは５〜６匹も群がっている。

　

殺虫剤をかけてもすぐ死ぬかどうかわからないし、ゴム手袋をはめていたので一匹づつつまんで潰した。数十匹は殺した。
後でネット検索したら「背中のトゲに触れると感電したような衝撃的な痛みを感じる。治るのに数日かかる」とあった。
そんなこととはつゆ知らず、たまたま長袖シャツ、虫除けネット帽子、ゴム手袋の重装備でやっていたからよかった。
１０年以上経つ柿の木にこんな害虫がついたのは初めてだ。

柿の木から２ｍほど離れたところの梅の木にはこんなお客様が。　うっかりしていると見落とすところだ。
愛嬌があるし、つまんでも肌触りがいい、小型のワッフルみたいな洋菓子のような色、カタチ、　つまんで潰す！？。
そんな殺生するには憚りがある。　　つまんで雑木林まで行って離してやった。

　

これも後でネット検索したら、「カミキリ虫の幼虫」だった。　そういえば、去年は「桃の木」にいた。
もうすこし緑がかった色だったと思う。　去年も逃がしてやった。それで　今年も来たのか。　そんなことはないだろう。

ネットに出ていた。中国では、餃子の中身にして食べることがあるそうだ。
ダンボールを溶かして入れるより気が利いているわなぁ〜。

いのち無常　つまんで潰される「いのち」もあれば　その時そっと逃がしてもらう「いのち」もある。
あすの「いのち」の保証はだれにもない。