我が家の9.11

mikawakinta632007-09-11

ニューヨークの9.11からもう6年経った。あれ以来テロとの戦いは拡大するばかりだ。
きょう9月11日、我が家のナツメがテロリストにやられた。毎年、せいぜい10個くらい
しか実がつかなかったのが、今年は大きな実でしかも1本の枝だけでも15個以上なっていた。


早朝散歩から戻ってみるとナツメが数個地面に落ちている。虫の食った跡がある。
脚立を使って近くからみると、いるいる。この虫にやられたのだ

 



こんな小さな虫が自分の体の何倍もあるようなナツメを食い荒らしているのだ。
我が家の9.11この程度で済んでよかった。テロリストの芽は摘んでおかねばなるまい。足で踏んづけた。



昨夜から今朝にかけて大事に至らずよかったと胸をなで下ろす出来事がふたつ。
ひとつは、夕方畑に出かける際、作業着にポケットがないので家の鍵と車のキーが一緒についたキーホルダーを門の郵便受けに入れて行った。(目と鼻の先で、鍵を掛けずに行くことの方が多いが) 畑から帰ったら外出していたカミさんが自分の鍵で家に入っていたので、郵便受けのキーホルダーのことはすっかり忘れ、朝新聞を取りにいってはじめて気がついた。


もうひとつは、毎晩階下の各部屋は雨戸を閉めて2階で寝る。きのうはどういう訳か、玄関の鍵は掛けたが階下の各部屋は
網戸のまま。郵便受けにあるキーホルダーなんて不要、 ドロボーさん、どうぞお入り下さいという格好だ。 これも,朝になって気がついた。 我が家のガード体制は一事が万事こんなものでわが国の自衛隊のようなものだ。
先日、町内の方と話していたら、その方の家では誰が来るかわからないから昼間でも全部の部屋、玄関に鍵を掛けていると
話していた。



我が家の9.11は不届き者の虫にナツメをやられただけの被害ですんだが、キーホルダーの置忘れと戸締り忘れは車を運転していて赤信号の交差点に突っ込んで行ったが、たまたま事故が起きなかっただけのこと。
こそ泥というテロリストはどこにでもいる。安全神話に浮かれ安全ボケを戒める我が家の9.11でした。