月面探査衛星「かぐや」

mikawakinta632007-10-09

4〜5日前、テレビのニュースで日本の月面探査衛星「かぐや」が9月14日に打ち上げられ今月5日に月周回軌道に入ったことを報じていた。 宇宙科学のことはよくわからないが、アメリカのアポロ11号が1969年に月面に着陸しているというのに、およそ40年後の今、国産の人工衛星が月周回軌道に入ったと喜んでいるのは余りにもお粗末ではないか。
いや、一概にはそうとは言い切れない。


自動車の生産ではトヨタアメリカのGMを凌ぐほどだというのに、宇宙開発ではこんなに遅れをとっている。
戦後日本はアメリカというガードマンのお陰で安全が保障されその間に経済復興ができた。宇宙開発の技術は軍事技術の延長線上にあるものだから、ガードマンを雇っている日本には無縁の存在であった。だから、この分野ではアメリカに40年近い遅れをとっても仕方ないともいえる。


ただ、月面着陸には当時から疑惑があった。東西冷戦時代の真っ只中、                       有人の宇宙飛行をソ連に先を越されたアメリカの焦りでデッチ上げの月面着陸だと・・・。


そういえば、ハワイ島のキラウェア火山へ行った時、火山活動によってできたクレーターや溶岩が固まった広大な黒い大地
を見てきた。ガイドさんが云っていた。空軍基地がこの島にあり、アポロ計画の訓練も黒い大地を月面に見立てて行われた。そして、デッチ上げの月面着陸もここで撮影されたと言う。

 


お月様も土足で踏み込まれたり、上空から覗き見をされたりで随分いやな思いをされていることだろう。
月にどんな生物がいようが、どんな鉱物があろうが、気温がが高かろうが低かろうが、風が吹こうが吹くまいが我々の生活にはトンと関係ないこと。 それをいっちゃぁ〜おしまいだ。 
月は遠くから眺めるのが一番だ。