秋の夜長の遠距離子守

mikawakinta632007-10-10

子供の頃、「秋の夜長」の意味がどうしてもわからなかった。秋の夕暮れになると1秒の長さが今までより長くなり、それで秋の夜長と言うのかとも思っていた。


そんな秋の夜長の水曜日、ジジババで遠距離子守をさせられた。フランスにいる孫の幼稚園は水曜と土日が休み。
夕方の5時頃(フランスでは朝10時頃)ブログを読んでいると娘からskypeの呼び出し。
用件は買い物に行くので孫を見ていてくれとのこと。お安い御用と受けたことはいいが、トイレは自分でできるでので心配は要らないものの、窓から身を乗り出して3階から落ちるようなことでもあったとしたらどうすることもできない。


ジジババは考えた。孫がパソコンの前から離れないように矢継ぎ早に話しかける。そうこうしている内に1時間足らずでママが帰ってきてほっとする。ママとババがご飯の支度をする間は、ジジと孫でお話。
互いの夕飯、昼ご飯を見せ合いながら食べる秋の夜長だった。


いくらIT時代の子守といっても、スキンシップのない子守は本当の子守とはいえない。
そんなことを実感した秋の夜長でした。