こぼれ種

庭の手入れが行き届いてないと季節ごとに庭のあちこちで”こぼれ種”で咲いた花で無秩序に賑やかになる。
今年も、秋から冬の花がその存在感をみせる時期になった。 彼らの生命力はたいしたもんだ。



今の季節、一番幅をきかせているのが「アリッサム」。                              

去年、キウイの棚の下一面に咲いていたこの花、今年はゴーヤに占領されて去年咲いていた場所にはまったくなし。              
種が西風に飛ばされ、庭の一番東の風の吹き溜まりで存在感をみせていた。




本来なら12月に入って咲き出す「ノースポール」。あっちに1本、こっちに1本と咲き出した。

花が咲くまでは、庭で育てて大きくなったら畑へ移植する「春菊」と全く区別がつかない。

こんな花にどうしてこんな名前がついてるのか、ネット検索。                           

株全体を覆うほどに白く咲くことから「北極」のイメージが連想され、「ノースポール(北極)」の名になったそうだ。



2〜3年前まで冬の花壇はこの花とノースポールで一面に覆われていたが、                     

庭に野菜畑(ハイカラに云うとベジタブルガーデン)を作ったために追い出されてしまった。             

それでも、こぼれ種が残留孤児のように残り毎年今頃になると、あちこちでひっそりと咲き始めている。        

この花の名前、いまだにわからない。