続 3丁目の夕日

映画「ALWAYS続3丁目の夕日」をみてきた。この続編は前作終了から4ヶ月後の昭和34年の東京を舞台にした人情ドラマ。前作と同じキャスト。女優は薬師丸ひろ子小雪。 男優は名前を忘れた。
東京で生活していた昭和35年から39年までと時代がダブリ、当時の東京駅、羽田空港日本橋東海道線の特急こだま
がリアルに再現されているのを見るとうれしくなる。


ほのぼのとする場面あり、笑いあり、ホロリとさせられる場面ありで、この当時NHKテレビで放映されていたお笑い3人組(三遊亭小金馬、一龍斉貞鳳、江戸家猫八)を思い出させる。


当時の庶民、みんな貧しかったが町内の人たちが助け合って生きて貧しさを感じていなかった。主人公が何度も口にしていた「お金より大切なものがある」。庶民はみんな、この大切なものを持っていた。


前作と異なり、ハッピーエンドのドラマになったのが不満。前作のように、観る者に余韻を残すようなドラマにした方が良かったと思う。


わが青春時代の東京の風景に郷愁を感じ、「お金より大切なもの」である温かい心のふるさとで生きる人たちの人間ドラマでホロリとさせられ ★★★おまけで★ といったところか。