半田の醸造文化館見学
老人クラブの一行40名を引率して、町のバスで半田の「酒の文化館」と「酢の里」の研修旅行。
午前中は、今から163年前の1844年に創業された「清酒国盛の中埜酒造」の「酒の文化館」を見学。
清酒国盛を育んできた酒蔵の中に伝統の道具や資料が保存展示してある。
見学コースの最後には何種類もの酒の試飲コーナーもあり、
試飲の後は売店を通らないと出口に出られないように仕組まれている。レジは大忙しのようだった。
(上の写真は一斗ビン。右に小さく見えるのが一升ビン。)
午後、今から203年前の1804年に創業されたミツカン酢の「博物館・酢の里」を見学。
昔を偲ばせる佇まいの中で、倉人たちがつくりあげてきた酢づくりの精神と技術、暮らしに役立つ情報を紹介している。
運河沿いに立ち並ぶ第2、第3工場は工場内は近代設備でも黒板壁で昔ながらの風情を醸し出している。
黒板囲いの蔵や工場が運河沿いに並び美しいたたずまいを映し出す風景と200年の歴史をもつ醸造業。新美南吉と祭りの山車と知多新四国めぐり以外にもこんないい観光資源が半田にはあるのではないか。近くだから、つい見落とし勝ちになる。