夫婦の気配り

朝からどんよりとした一日。家の屋根、壁面のリフォームをしているので足場を組んでシートが覆い被せられ、窓には紙が張られて、ただでさえ暗いところへこんな天気で朝から電気のつけっぱなし。うっとおしい一日だった。
せめてものなぐさめは、FMラジオから流れる竹内まりやの耳障りのいいメロディー。


ある方のブログを読んでいたら夫婦の冷戦状態のカキコがあった。そういえば、先日新聞の書籍の広告で        「夫婦は”気配り”で9割うまくいく」という本の広告が出ていた。 ちょっと気づくだけで二人に世界はみるみる変わる。 などとの触れ込みだ。


妻が嫌だと感じること                          
1. 食事の時「いただきます」ともいわず、料理に関心も示さない
2. 妻が重い荷物を持っていても気づかない
3. 妻の体調が悪いのに手伝ってくれない            
                       


夫が嫌だと感じること
1. 夫に命令する
2. 素直でない
3. 帰宅するやいなや不満をぶつけられる



妻が夫が嫌だと感じること、それぞれ10番まで列挙してあった。
いまや、ハウツー本やマニュアル本が受けているようだが、                            夫婦関係までマニュアル本が出てくるということは「もの」が豊かになるに比例して「こころ」が貧困になった証拠ではないだろうか。



妻・夫が掲げた嫌だと感じること、互いに「相手にわるい」と思いながらついつい・・・・だろう。
要は「気配り」というブレーキがどれだけかけられるかだろう。                          この本にブレーキの後押しをしてもらうなんて恥を知れと言いたい。



金太郎飴みたいなマニュアル通りの夫婦の道でなく100組の夫婦があったら100通りの夫婦の道があり、それを自分達で切り開いてゆくのが夫婦の人生だろう。きれいごと過ぎるかもしれないが・・・・。


*このカキコ、ブログに出てきた夫婦とは関係なく一般論としてのカキコですので誤解なきよう。