冬の星座
きのうの夜からきょうの未明にかけて天気さえ良ければ「ふたご座流星群」が見えるはずだったが、あいにくの天気だった。関東地方は好天に恵まれ、月明かりの影響もなく観測できたそうだ。
木枯らしが止んで、冴える空、きらめく星座。星座観測には冬がうってつけだろう。
冬の星座
♪ 木枯らしとだえて さゆる空より
地上に降りしく 奇(くす)しき光よ
ものみないこえる しじまのなかに
きらめき揺れつつ 星座はめぐる
ガキのころ、意味もわからずこんな歌を歌った。2〜3年前ガキ仲間がブログで「ものみないこえる」とは一体どういう意味だと論争したことがある。 結論は、賛美歌やら外国民謡に無理やり日本の詩を貼り付けたからワケもわからず歌っていたということであった。つまり、「カネオクレタノム」式になって、 「もの、皆憩える しじまの中に」ともとれるし「もの見ない、越える しじまの中に」にもとれる。勿論、正解は前者であるが・・・。
「ものみないこえる しじまのなかに」を「人里も森や畑もしずまりかえり、休んでいる」と言うくらいに表現すれば、誰でもわかるが、それをやったら原曲の中に貼り付けができない。昔の詩人はエライもんだ。
そういえば、♪ 垣に赤い花咲く いつかのあの家 この歌、柿に赤い花が咲くワケがないのに ♪ 柿に赤い花咲く・・・・ とつい最近まで思っていた。
子供の頃は、賛美歌や欧米の民謡に日本の詩を貼り付けた「名曲なれど意味不明」の歌より、そんな歌は子供が歌うもんじゃないと叱られた”はやり歌”の方が意味がわかるし、歌いやすかった。