生かされているご恩返し
きょうは冬至。夏至を境に畳の目一つづつ昼間の時間が短くなって来たのが、冷たい雨降る今日を境に長くなってゆく。
あしたから、すぐ昼間の時間が長くなって行く実感はなくとも、なんとなく明るい気分になる。
どんよりした早朝、とうとう今年も庭のギャング「ひよどり」が姿を現した。庭の菜園のブロッコリーの葉をしきりにつついている。 「やまがら」はいつも姿を見せているが、きょうは「四十雀」も現れた。なかなかカメラにおさまってくれない。 やはり、わがカメラ技術では静止したものでなければダメのようだ。 上の写真はきのう失敬してきた赤い「カラスウリ」の実。「キカラスウリ」と並べてキウイの棚にぶらさげた。
一番の夜長の日、夜配信されたメルマガに目を通しているとこんな詩が目に入った。
何かをしよう 坂村真民
何かをしよう みんなの人のためになる
何かをしよう よく考えたら自分の体に合った
何かがある筈だ 弱い人には弱いなりに
老いた人には老いた人なりに 何かがある筈だ
生かされているご恩返しに 小さいことでもいい
自分にできるものをさがして 何かをしよう
「生かされているご恩返しに」という一行に心打たれた。今日、一日を生きていること、いや、生かされていることに心の底から感謝すれば、自ずと、恩返しができるわけだ。
「できる人が、できる時に、できる範囲で」 「弱い人には弱い人なりに 老いた人には老いた人なりに」
今年もあと10日足らず。生かされているご恩返しに出来る範囲で何かをしてみよう。