生かされているご恩返し

mikawakinta632007-12-22

きょうは冬至夏至を境に畳の目一つづつ昼間の時間が短くなって来たのが、冷たい雨降る今日を境に長くなってゆく。
あしたから、すぐ昼間の時間が長くなって行く実感はなくとも、なんとなく明るい気分になる。


どんよりした早朝、とうとう今年も庭のギャング「ひよどり」が姿を現した。庭の菜園のブロッコリーの葉をしきりにつついている。 「やまがら」はいつも姿を見せているが、きょうは「四十雀」も現れた。なかなかカメラにおさまってくれない。  やはり、わがカメラ技術では静止したものでなければダメのようだ。 上の写真はきのう失敬してきた赤い「カラスウリ」の実。「キカラスウリ」と並べてキウイの棚にぶらさげた。


一番の夜長の日、夜配信されたメルマガに目を通しているとこんな詩が目に入った。


             何かをしよう   坂村真民


           何かをしよう  みんなの人のためになる

           何かをしよう  よく考えたら自分の体に合った

           何かがある筈だ  弱い人には弱いなりに

           老いた人には老いた人なりに  何かがある筈だ

           生かされているご恩返しに  小さいことでもいい

          自分にできるものをさがして   何かをしよう



「生かされているご恩返しに」という一行に心打たれた。今日、一日を生きていること、いや、生かされていることに心の底から感謝すれば、自ずと、恩返しができるわけだ。
「できる人が、できる時に、できる範囲で」 「弱い人には弱い人なりに 老いた人には老いた人なりに」


今年もあと10日足らず。生かされているご恩返しに出来る範囲で何かをしてみよう。