裁判員制度
今週から悠学カレッジがはじまる。金曜日の時事問題では「裁判員制度」の講座。
たまたま夕刊に福岡での市職員による死亡事故の裁判のことが載っていた。一般人の常識と法律解釈の間にこれだけ差のあるような事件の犯人の量刑を決めろといわれても関りたくないのが人情だろう。
つまり、常識ではあれだけの酩酊運転すれば事故を起こすのは当然で危険運転罪を適用するのが当然と判断する。 法律では、故意に事故を起こしたと証明しない限り危険運転罪は適用されない。大丈夫だと思って運転したがうっかりして追突してしまったと云われれば業務致死傷になる。量刑で危険運転罪25年と業務致死傷7年半。これだけの差がある。
ガキ仲間のブログで友人の弁護士が裁判員制度に批判的なカキコをしている。
1月4日 悪魔のささやき
<裁判員制度は、国民から選ばれた裁判員が刑事裁判に参加する制度です。6人の裁判員と3人の裁判官は、ともに刑事裁 判に立会い、被告人が有罪か無罪か、どのような刑にするかを判断します。>
国会がいい加減にきめた『悪法』であっても、法であるからには、施行しなければならない。(官僚という者はそういう ものです)
いまや 日弁連までが政府にシッポを振って こんなばかな・ささやきをしています。
“お国のために戦って下さい”
“尊いあなたの出兵が日本平和のいしずえとなるのです”
おなじささやき・甘い言葉ですがな。
どう見てもおかしな『裁判員法』は、破綻するまえにつぶすべきです。 だまされてはいかんのです。
ドシロートが専門家に混じってやれるような甘い仕事ではありません!
(すぐれたシロートだけを選択するならともかく・・)
1月5日 天下の悪法
新聞やテレビの報道が正しいという予断をもってしまうようなひと・批判精神のトレイニングに欠けた人はだめです。
それにしても現場の裁判官や大多数の国民ががもっとも迷惑だと思っている裁判員法なんてなぜ施行をやめてつぶさない のでしょうか。
こんなもの・現場が大迷惑・大混乱をきたしてポシャルにきまってますがな。法関係者以外のほとんどの国民をクジで 総動員して臨時裁判官にするなんてめちゃくちゃです。 一日駅長さんとはちがいますよ