春 深し
多治見では最高気温が27度で夏日だとテレビでやっていた。まるで初夏の様相だ。
暦の上ではいつまでを春というのか調べたら立夏までだ。今年は5月5日。きのうが「穀雨」だったし、桜も散って、
にわかに「春深し」の感じがしてきた。
白だとかピンクのハナミズキ、淡い青紫の花房を垂らして咲き誇る藤が「春深し」を一層際立たせている。
我が家の庭でもきのうあたりからスズランが咲き始めた。
清楚な感じでわが趣向に合う花。だが、有毒植物らしい。美しい花には毒があったり、トゲがあったり。
うかつに手をつけたら・・・・こわい、こわい。
そして、つつじも咲き始めた。 去年、花が終わったときに剪定した甲斐あって、今年は多少花が多くなっているような気がする。
「百両の 石にも負けぬ つつじかな」 小林一茶
つつじ 忘れな草
ラジオ深夜便でやっていたきょうの誕生日の花は「都わすれ」。家主、東京オリンピックの年に都を離れ、都を忘れてしまい、残念ながら庭にその花はない。「忘れな草」にピンチヒッターで出てもらった。