謝罪会見

mikawakinta632008-04-23

日曜に孫が帰って緊張感が途切れたのと、月曜のグラウンドゴルフ、あまりの天気のよさについつい年甲斐もなく半袖のシャツで出かけ、日陰に入って体がぞくぞくするのを感じたことが相俟って、きのうは一日寝込んでしまった。


これが現役時代だったら、無理を押して会社へ行くので回復が遅れ長引くが、休養をとるときは徹底的に休養が取れるサンデー毎日は回復が早い。これはサンデー毎日の功罪の功だろう。


                     ● 謝罪会見

きのうから今日にかけて新聞テレビを見ていると、組織のトップが謝罪記者会見をすることが何と多いことかとあきれる。
1.野村證券インサイダー取引     2.県職員買春容疑        3.茨城県国保連職員10億着服
4.愛知社保事務局職員の詐欺     5.自衛官の運転手殺害


部下の起こした不始末はその組織のトップに責任があることは紛れも無い事実。しかし、こう毎日毎日見せられる我々には
またか、の印象しか残らない。謝罪会見する方も、マスコミがうるさいから・・・あるいは、臭い物にフタをしておいた方が・・・の感が拭えない。(だからといって、謝罪会見をしなくてもよいとは言わないが・・・・)


「丸くおさめる」という言葉があるように、簡単に謝ってその場を繕うのが日本の文化と言ってしまえばそれまでだが、
グローバル化した現在、この姿勢で世界に通用するだろうか。 土下座外交で痛い目にあっている外交、毒入り餃子では
絶対謝らない中国(オリンピックが終わるまでは)。


度重なる謝罪会見を目の当たりして、少々話が飛躍したが、漢文の時間に習った論語の「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」(君子は人と協調しても、人の意見に同調したり妥協したりはしない)を思い出した。


謝罪会見するトップの方たち、謝ればいいっていうもんじゃない、筋を通すところは毅然とした態度で臨んでほしい。