ヤマフジ&ライラック
久しぶりの散歩。雑木林沿いの農道に足が向く。もう山藤が咲いているはずだから。
自然はウソをつかない。ちゃんと咲いていた。
藤棚として手入れされているものもよいけれど自然のまま、木に巻きついている野性味溢れる山藤もまたよい。
「 瓶(びん)にさす 藤の花ぶさ みじかければ 畳の上に とどかざりけり」
正岡子規
藤の花房といえばよく似たものが紫のライラックである。
けさのラジオ深夜便によれば今日4月25日の誕生日の花はライラックだ。
我が家の白のライラックはやせ地で息も絶え絶えで咲いている。紫は今年はダメだ。
隣の家は紫のライラックがこれみよがしに咲いている。隣からいただいたライラックが玄関に飾ってある。いいにおいだ。
「リラ冷えと いふ美しき 夜を独り」 関口恭代 ※リラはライラックの別名