ハンカチの木&杉原千畝記念館

13日の岐阜での「いとこ会」の翌日、東京からの3人を可児の花フェスタ記念公園と、八百津の「杉原千畝記念館」へ案内した。


                       ◆ ハンカチの木

花フェスタ記念公園、何度も訪れているが今回もバラの時期とは少しずれていた。見頃は早咲きの種類だけで一番いい時期は20日ごろだそうだ。ハンカチの木が盛りだった。 中国南西部に自生する樹木で、花を包むようにしている白いハンカチのような葉状部分が目立ってこう名づけられたそうだ。こんなの初めて見た。

     
                          




                     ◆ 杉原千畝(ちうね) 記念館


八百津町の丸山ダムの北側の山一帯が人道の丘公園でその中に杉原千畝記念館がある。
この町出身の外交官杉原千畝第二次世界大戦の際、外務省の命令に反してユダヤ人が亡命できるようビザを発給した。
それによりナチス政権下でドイツによる迫害を受けていたおよそ6千人にのぼるユダヤ人を救った。


この件で帰国後彼は外務省を解雇された。しかし、1969年には「諸国民の中の正義の人」としてイスラエル政府から
勲章を授与された。2000年には河野外務大臣が、戦後の外務省の対応について遺族に公式に謝罪した。


極めて重要な正義の決断をしたこの国際人を日本でも広く知られることを願って出身地八百津に記念館が建てられたそうだ。   何年か前、杉原千畝のこの話が新聞に出ていた記憶がある。 テレビドラマもあったそうだがその記憶はない。
記念館を訪ね、この人物ノーベル平和賞にも値する人物ではないかとさえ感じた。