アリュウム

mikawakinta632008-06-13

梅雨の中休み。カラッとした真夏日。朝の散歩も実に爽快。
丘陵地にある畑で今年もアリュウムが咲いた。去年の日記には6月12日に咲いたと記してある。
自然は正直だ。1日違うだけだ。


今年は、なかなか工夫を凝らして咲いてくれている。3本のアリュウムそれぞれ開花の段階が異なり、生長過程がわかるような咲き方だ。

 
ネギ坊主破裂、色づく前   色づいた

 
一人前          一人前拡大


一昨年、この花を見つけ名前がわからなかったので、ガキ仲間のブログへ出したところ元某国立大の教授ドノが「アリュウム」と教えてくれた。その上次のような解説付きで。
ニンニクやネギと同様アリュウム属の植物で、早い話がネギ坊主である。タケダのアリナミンはアリュウム属から成分を抽出している。ニンニク臭いのはそのせい。  曲げ物として活け花に用いられる。


この畑の地主さん、何のためにここで栽培しているか知る由もない。今年もこれから暫くの間、畑の中でひときわ高くポツンと立って散歩の道しるべになってくれる。


<きょうの一枚> 家主も名前を知らないオバケ。 6月13日 三好丘にて

リュウムの咲いている畑の近くの農家の庭先。ゆうに3mの高さのこのオバケ。7月ころには花が咲くそうだ。
家主さん、確かランの一種だと思うが名前は知らんとのこと。