終戦記念日
毎年やってくる8月15日の終戦記念日。今年で63回目だ。この日が来るたびにおぼろげながら残っている戦争の記憶を
思い起こしている。 毎晩、女子供だけが山間にある親戚へ疎開。 空襲警報、艦載機の機銃掃射、西の空が真っ赤になった名古屋の空襲。 幼稚園児のふたりの孫と同じ年頃の出来事だった。
戦争の悲惨さを改めて思い起こし、子や孫に語り継ぎ、そして不戦の誓いを新たにする日としなければなるまい。
<きょうの一枚> カンナ 自宅 8月15日
けさ、初めて咲いたカンナ。何の変哲もないカンナだけれど、ちょっと思い入れのあるカンナだ。以下は今年1月30日のカキコ。
● 何とかしなあカンナ
庭の端の道路沿いの空き地の草刈にいつも往生していた。
何とかしなければと思っていたところ、近所の方が実家からカンナをもらってきたがいらんか?と渡りに船。
球根が10個以上固まっていた。株分けして早速植えた。
今年の夏には花を咲かせるだろう。何とかしなあカンナと思っていたときの渡りに船のカンナだった。
芽が伸びてきたとき、2〜3本がシルバーの方の草刈機で切られてしまった。草刈の最中に気がついて刈るのを止めさせてて九死に一生を得た4本を庭に移植した。そのうちの1本に花が咲いたのだ。
草刈機で一網打尽にやられてしまうところから生き延びて、みごと終戦記念日に花を咲かせた黄色のカンナ。
血の色に染まった赤のカンナでなく、不戦の誓いを新たにするにふさわしい「幸福の黄色いカンナ」。