秋の七草

今朝の中日朝刊の一面に稲沢市の萩の寺の「萩」の写真が載っていた。萩といえば秋の七草のひとつ。
身近にある秋の七草をウォッチしてみた。

  ◆ 萩

       
        四つ池南の用水の土手で咲く萩 9月12日


       
        同じ場所で  5月28日

萩といったら「秋の七草」とくるが、不思議なことに5月28日にもう咲いていた。ネットで調べると宮城野萩、別名夏萩
というらしい。 株の根元から噴き出すように長い枝が何本も伸び、たわんで風に揺れる様は風情がある。


  ◆ 葛

 
          辰巳山 墓苑 入り口  9月12日

たくましく蔓を伸ばして広がり、地面ばかりか、他の草木さえ覆い尽くしている。



  ◆ 芒(ススキ)

        
         ブルーベリー園の土手   8月20日

毎年夏の終わり頃にブルーベリー園の土手で優雅な気品ある姿を見せてくれる「常盤ススキ」。このススキに限って「昭和枯れすすき」や「枯れ尾花」なんていう言葉はイメージが合わない。


  ◆ 撫子(カワラナデシコ

        
         伊吹山     8月5日

芹沢先生の図鑑にナデシコ秋の七草に入っているがどちらかといえば夏の花と解説してあった。オリンピックでのナデシコジャパンの健闘を称えて、はるか伊吹山から特別出演。


オミナエシ、野生のキキョウ、フジバカマは里山の手入れが悪くなって、いづれも絶滅が心配されていると芹沢先生の解説。  来週から再開の「ふるさとの自然」講座の時にこれらを探してみよう。