十五夜

mikawakinta632008-09-15

台風の影響か、午後から久しぶりの雨。あすから地域の連中と富山方面へバス旅行と言うのにタイミングの悪い台風だ。
きのうの朝のウォーキングのときには曇っていてダメかと思っていた昨夜の十五夜は眺めることができた。本当の満月と言われるのはきょうらしいが、きのう眺めておいてよかった。


 
     


子供の頃は縁側にススキと月見団子を供えて(里芋も供えたような気がする)家族で眺めていた記憶がある。縁側とか庭に出した縁台があってこそ風情がある。 写真に撮った歪んだお月様と玄関先の萩とススキではなんと無粋なことだろう。
これでも、団子の代わりの”おはぎ”のつもりで萩をお供えした。


独断と偏見による推測だが、そもそも”月見だんご”が代用品でないだろうか?月見の風習は中国から伝わった。
中国では、めでたいとき”月餅”を食べる。日本に月見の風習が伝わった時”だんご”を”月餅”の代わりにした。
<きょうの一枚>のカヤツリグサもそうだ。色々のことを思い出させてくれたきのうの十五夜



<きょうの一枚> カヤツリグサ 三好丘 9月14日

丘陵地の雑草の中で見つけた。三角の茎を裂くと蚊帳を吊ったような四角の形ができる。去年「ふるさとの自然」講座で先生が手にとって見せてくれた。
この草で思い出した。子供の頃、蚊帳の中から月見をしたこともあった。