南北朝鮮

mikawakinta632008-09-19

台風13号、今夜半ころ最も接近するようだ。嵐の前の静けさか、それともそれたのか外は静かだ。


きょうの悠学カレッジ「映画でみる韓国」。朝鮮戦争を舞台に敵対する兵士達がトンマッコルの村人との交流を通して戦うことをやめ、人種・国籍に関係なく笑顔になってゆく様子を描いた作品が教材。この映画、韓国国民の6人に一人が見たという大ヒット作。朝鮮戦争の時代背景や、南北分断後の韓国の北朝鮮政策の変化などの話を聞く。


韓国の大学生1,224人に行なったアンケートが資料にあった。主な項目だけ拾ってみると

1.北朝鮮が核実験を行なった理由。 自国(北朝鮮)の安保(32.4%) 米国を威嚇(23,0%) 韓国を威嚇(7,4%)
2.北朝鮮は威嚇的な存在 (42.5%)  北朝鮮は協力的な存在 (40,1%)
3.北朝鮮の韓国に対する非難が続く中で食糧支援をすることに対し        賛成 (53,2%)反対 (44,0%)


朝鮮戦争は終わっているのではなく休戦状態になっているだけであるというのに、韓国の大学生は「北」に対する危機感がまったくない。これは80年代になり行なわれなくなった反共教育のためではないだろうかと先生いわく。                     反日、抗日運動をするエネルギーをもっと「北」の方へ向けてほしいものだ。