思いやりの心は植物にも通じる

mikawakinta632008-10-04

きょうもカラッとした天気ですがすがしい一日。

きょうの中日の朝刊、くらし面で南信州で新品種のリンゴを育てている本島さんという方の苦労話が載っており「心をこめて育てているので安心して食べてほしい」と言う談話で結んでいた。


今日配信されたメルマガには同様のリンゴ農家で100%不可能だといわれていた無農薬でかつ有機肥料も一切使わないリンゴを育てている木村さんのエピソードが載っていた。


木村さん、現在に至るまでには言葉では語れないほどの苦難の連続であった。
絶望の中で枯れかけたリンゴの木、一本一本に「枯れないでくれ」と頼んで廻った。そして、頼みを聞いてくれたのか枯れずに残ってくれたリンゴの木が何本もあった。そして、後で気づいた。声をかけなかった木は一本残らず枯れていたということを。


おふたりのエピソードから、普段何気なく食べているリンゴも農家の方のたゆまぬ努力があっての賜物であることは当然のことであるが「思いやりの心は、人間だけじゃなく植物にも通じる。我々人間も、自然の中の一部である。」ことを改めて痛感した。


<今日の一枚> 菊イモ  三好丘  10月4日

丘陵地の稜線上の畑に2m近い丈の菊かヒマワリに似た花が群生している。農作業している方に尋ねると「菊イモ」
とのこと。 繁殖力が強く、少し植えただけでこんなにも増えてしまった。とのこと。