「袖ふり合うも 多少の縁」
朝の連ドラ「だんだん」。第1週くらいまでは、カミさんの付き合いでなんとなく見ていた。だんだん引き込まれて行って今では朝見逃したら、昼、それも見逃したら夜の再放送を見るようになっている。
ナレーターをしている竹内まりやの作詞・作曲・歌の主題歌「縁(えにし)の糸」を毎日聴けるのが楽しみだ。
♪ 「袖振り合うも多少の縁」と 古(いにしえ)からの伝えどおり
この世で出会う人とはすべて 見えぬ糸でつながっている
ネットで歌詞を読んでいて”おやっ”。 「袖擦り合うも・・・」でなかったか? このことわざをネットで調べると「袖触れ合う」というのもある。 「多少の縁」も「他生」もあり「多生」もある。
歌詞にあるとおり、昔から今に至るまで伝えられる間に幾多の変遷をたどっているということだろう。
一番権威のある国語辞典、「広辞苑」で調べたら「袖振り合うも多少の縁」で出ていた。竹内まりや さん正解だ。
ちなみに、「ちょっとした出来事もすべて前世からの因縁によるものである」との説明。 それならば「多少の縁」は仏教用語である「他生の縁」が正解だと思うが。 ことわざや熟語が時代と共に解釈や読み方が変わってくることがあるように、おそらくこの「多少」もその部類だろう。
まぁ〜、理屈はどうでもいい。運命の糸に操られながら数奇な人生を歩んでゆく双子姉妹の成長物語と竹内まりやの歌を見逃し、聞き逃しが出来ない日が来年3月まで続く。
<きょうの一枚> 今年もまた”もったいない”柿 三好丘 10月31日
スーパーの売り場に出ている”選抜された柿”の陰にはこれだけの”捨てられた柿”がある。この写真はその一部だけで
一つの柿畑に何箇所も捨てられている。あぁ〜もったいない。