冬鳥

穏やかな暖かい一日。小春日和というのはこういう日のことをいうだろう。

花鳥風月から季節の移ろいを感じるものだが、きょうは冬鳥が小春日和のわが庭に初訪問。

第一陣はツグミ

居間で孫と遊んでいたら、突然ドスーンとガラス戸に何かがぶつかる音。

ガラス戸越しに外を見ると鳥がぐったり。ツグミだ。体当たり特攻隊だ。

 
   外傷もなく、即死状態           昨シーズンのツグミメジロ(’08.2.2)

         
         土手に埋葬する前に最後のお別れ

4月から5月にかけて北に渡り、繁殖をして秋には再び暖地に戻るのが冬鳥。初冬の訪れを告げる冬鳥のツグミ、せっかくの訪れが特攻隊では何にもならない。昨シーズンは、エサ台でメジロと仲良くやっていた。今年もエサ台を出しておいてやれば特攻隊をやることがなかったかも。 悪いことをした。さっそくエサ台を出そう。


第二陣はヒヨドリ

ヒヨドリは渡る種と留鳥がいるそうだが、毎年冬になるとウチにやって来るヒヨドリは渡りの種だろう。
ツグミを埋葬している時にけたたましい鳴き声とともにつがいでやってきた。

 昨シーズンのヒヨドリ(’08.3.15)


小春日和に冬鳥の訪れ、季節の移ろいを五感で感じる一日だった。