スズメバチの巣

今月の初め四つ池の水辺でカワセミをウォッチングしているとき、木立の中に人の頭大のスズメバチの巣を見つけた。

      

その後どうなったのか気がかりでけさ見に行ったら跡形もない。一体どうなっただろう?
珍しいからと言って完全防護して誰かが持ち去ったのか、それとも誰かが役場にでも通報して処分されたのか。


何はともあれ、どうやってこんなものができるのか知りたくなった。ネット検索。
これは、正確には「キイロスズメバチ」の巣のようだ。巣の外皮は朽木の木質部や生きた樹皮をかじりとったものを唾液と混ぜて作る。細かく噛み砕いた後、下あごと前肢を使って薄く延ばしながら表面に貼ってゆくそうだ。


ミツバチとスズメバチとはだいぶ違うようだ。
ミツバチは幼虫の餌として花粉や蜜を与えるが、スズメバチは毛虫やハエを与える。従って、スズメバチは巣に蜜をためることはない。
ミツバチは人を刺して死ぬが、スズメバチは死なない。 針の構造が違うらしい。


そういえば、ロッキード事件のとき田中元首相の元秘書官の愛人の証言が「ハチの一刺し」として流行語になった。
彼女、その後テレビなんかにも出ていたところをみると、どうも「スズメバチ」のようだ。


あっ、そうだ”ヘボめし”を食べてみたくなったなぁ〜。