異文化探検 ロシア
あすは大寒というのにけっこう暖かい一日。東京では4月上旬の暖かさとか。
悠学カレッジ「異文化探検」はロシア。サンクトペテルブルク出身、名大大学院への留学生アラサーのお嬢さんエカテリーナさん。
日本に憧れたきっかけはロシアの土産物店でアルバイト中に出会った”大阪のおばちゃん”のバイタリティーというのが面白い。今、通訳のアルバイトをしていて日・ロの文化の違いを痛感する。日本人に単刀直入にモノをいうと嫌われるので遠まわしにモノをいうことを勉強中とか。日本人は念入りに繰り返してモノをいうので、そのままロシア人に通訳すると彼らはバカにされたと思う。そんなことで苦労するとか。
へぇ〜と思ったこと。( )内はクマさんの感想。
● 日本食ブームで500軒(ロシア全体かサンクトペテルブルクでの軒数か聞きそびれた)の寿司屋があるが日本人の料 理長がいるのは2軒だけ。(とんでもない”まがいもの”が出ているだろうナ)
● ロシア人が知っている日本語 ゲイシャ、キモノ、サムライ、カミカゼ、スシ、イクラ、イワシ(フジヤマ、ゲイシャ ガールの時代と大差なし。日本の文化発信力の貧困さを痛感)
● 鈴鹿出身の大黒屋光太夫の話がロシアでは良く知られている。(井上靖が小説にもしているが地元では意外と盛り上が らない。)
● ロシアの権力者はスターリンから今のメドベージェフにいたるまで頭髪の”ふさふさ”と”はげ”が交互になってい る。(前任の”ハゲ”のプーチンが2度目の大統領を狙っていると云われているが満更まゆつばでもなさそう)
<きょうの一枚> ピロシキ
異文化探検講座の名物イベント、食のお国自慢。ロシアからは揚げパンのピロシキ。 初めて食べるが、柔らかい皮の春巻きを食べているようだ。 ロシア版春巻き、ピロシキ。