異文化探検 ブルガリア

mikawakinta632009-01-26

きょうの「悠学カレッジ」異文化探検は「ブルガリア」。講師はアラサ〜の男子、名大への留学生ストラヒルパストゥホフさん。


ブルガリア」に対してある知識といえば、”ヨーグルト”と”琴欧州”くらい。先生が、日本に来てM社の製品で本当のヨーグルトを味わったと云っていたのは意外だ。ヨーグルトの中には二種類の乳酸菌が入っていてその内の一種類が日にちが経つと酸っぱくなる菌。大抵のヨーグルトは酸化防止のため一種類を取り除いている。M社の製品はブルガリアからヨーグルト菌を輸入して二種類の菌が入ったものを商品化しているそうだ。


最初のヨーグルトは馬のミルクからできたものだそうだ。ノーベル賞の学者の発表した「ヨーグルトは長寿の秘訣」で一般に普及したとか。先生の話では、昔は確かに長寿国だったが今はだんだん短くなってしまった。理由は、ヨーグルトを食べる量が少なくなった。ヨーロッパで一番喫煙量が多い。強い酒を良く飲む。

 ネットより
何と言っても、ブルガリアのシンボルはバラ、とりわけダマスクローズだそうだ。(写真:上)香水などに用いられるバラ精油の世界の70%はブルガリアだとか。バラの花からジャムやリキュールも作られる。


先週のロシアの先生、今週のブルガリアの先生、共通した日本人に対するカルチャーショックを発見した。
”以心伝心””あうんの呼吸”がなかなか理解できないようだ。ロシアの先生、短刀直入にモノを云わず、遠まわしに言うことを勉強していると云っていた。ブルガリアの先生も日本人は相手に直接モノを言わず、間接的に云うことが多いといっていた。


異文化を探検するとなかなか奥行きが深い。


<きょうの一枚> バラのジャム
きょうはヨーグルトが出ると思っていたら、ブルガリアのシンボル、バラのジャム。他の2枚は蜂蜜。酸っぱい味のするハーブティーがこのジャムに良く合う。