寒の戻り

まだ2月と言うのに「寒の戻り」という表現は適切でないかもしれないが、春一番が吹いて初夏のような暖かい日が続いただけに、きょうの寒さだとついこんな言葉も飛び出してくる。そんな一日だった。


紅梅が開花しても蕾が固かった白梅もようやく開花して紅白が揃ったふながや公園の梅林。この寒さに震え上がっているようだ。
       きょうの午後 三好丘 ふながや公園


震え上がっていると言えば、やっと咲いた庭の地植えのクリスマスローズ。鉢植えの赤紫の花の方はまだ蕾だ。
家庭菜園のウチの隣の区画で育っているクリスマスローズは、心血を注いで育てられているだけに育ちがいい。

 
    ウチのもの             隣の畑のもの


         隣の畑のもの


自分で育てているわけでもないが、クリスマスローズという花、眺めているだけで心癒される花だ。花は、いつも俯き加減。色はけばけばしさのない控えめな色。直射日光をあまり好まないしとやかさ。クリスマスローズの性格と対極にあるお方と40年以上も暮らしてくると、尚更のこと眺めるだけで心癒される。「寒」は戻りのようだが、クリスマスローズの対極にある性格は終生戻ることはないだろう。