五条川の桜

桜吹雪の中、花を惜しみ行く春を見送る人々が落花で白い帯と化した五条川沿いに平日にもかかわらず多数詰め掛けている。日本の桜名所100選にも選ばれている岩倉の五条川の桜。 もう散り始めだ。ライトアップも7日で終わっている。

        

 
                 

        


先日Pさんがこの桜を見物して感激しておられたカキコを読んだ。一度行って見たいが来年だなと思っていたところ、ひょんなことがきっかけで見物の機会ができた。知人が病に倒れて岩倉の病院に入院していると言う知らせが昨夜入った。
きょう見舞いを終え、幸い病状も軽かったのでほっとして岩倉駅まで来て五条川の桜のことを思い出す余裕も出来た。おかげで、こんなすばらしい桜を見物することが出来た。


考えてみれば、自分はやっぱり日本人だ。桜にえらく愛着を抱いている。枝から芽が出れば「木の芽雨」と題して、緑化センターでは標準木の「開花宣言」の写真を撮っている。そして満開は当然のこと落花して流れてゆく様までブログにアップしている。これだけ愛着があっても自宅の庭にだけは植えたくない。あの毛虫が手に負えないから。