庭の植物達の春の装い
きのうの雨が万物を潤してくれたおかげで庭の雑草引きにはもってこいの日となった。冬の間一度も足を踏み入れたことのなかった”のり面”も雑草が生い茂り始めたので今年の草との戦いの戦闘開始日とした。「親がいなくても子は育つ」ように、放りぱなしの植物達も春が来ればちゃんと春の装いをして元気だった。
◆ カンナ
冬の間に葉が茶色くなって枯れてしまっていた。枯らしてしまったかと半ばあきらめていた。茶色くなった葉をそっとはがしてみると、何のことはない青々とした新しい葉がにょきにょきと姿を現した。
◆ ミョウガ
ミョウガが栽培してある場所が冬の間に黄色の花が咲く「冬忘れ」に占領されてしまい、これもダメかと思いつつ「冬忘れ」を根こそぎ抜いた。ミョウガもどっこい新芽を出していた。
◆ ブドウ
植えてから10年以上経つこのブドウ、なんの手もかけず今年はもうダメだろうと思いつつ10年以上生きてきた。収穫できるような実もならない。それでも、今年もこのような花か芽かわからないが、春の息吹がフェンスぞいに延びた枝の随所に見られた。
<きょうの一枚> メタセコイヤの並木 緑化センター 4月18日
メタセコイヤは300万年から100万年前頃までたくさん生えていたらしい。その頃からあまり進化しなくて”生きている化石”として有名。きれいな円錐形の樹形の並木は「冬ソナ」のシーンを彷彿させる。
プラス一枚
メタセコイヤの松ぽっくり
メタセコイヤの木に”松ぽっくり”というのもおかしいが、松でいう松ぽっくり。メタセコイヤの花の名残り。