アルプス眺望

風薫る5月にふさわしいメーデー。夕方から名古屋で飲み会。新型インフルエンザのせいか、名古屋の街ではマスクをかけた人がいつもより目に付く。


今回の小旅行でいまひとつ感動したのはアルプスの山々の眺望。全室アルプスビューのホテル。5〜6回泊まったことがあるが今までアルプスが望めたのは一度もなかった。今回は部屋から北は黒部五郎岳から穂高連峰、一番南の乗鞍岳まで一望できた。パノラマ撮影のできるカメラだったらさぞかしいい写真が撮れただろうに・・・。そして、車が長野県方面に移動するにつれて木曽御嶽山中央アルプス駒ケ岳まで絶景の連続だった。

           
               開田高原から望む木曽御嶽山

          
          ホテルから望む笠ヶ岳         美女高原から望む乗鞍岳

           
              木曽福島から望む木曽駒ヶ岳

下界では薫風5月というのに山々はまだまだ厳しい冬山。目に痛いほどの白銀の世界だ。上高地も開山祭を迎え、雪解けの季節も間近だ。


今回の小旅行、老木の桜から湿原の植物、そしてアルプス眺望と自然の景観もよかったが、飛騨古川の町では自転車を引いたおばさんが、「こんな町によぉ〜きんしゃった。」と街並みを案内してくれた。人情味あふれた土地の人との出会い、この一期一会は自然の景観にも勝るとも劣らない思い出となった。