小満の花
19日と20日は毎年恒例の「いとこ会」。母方のいとこ12人、前期高齢者は3人だけで後はみな後期高齢者。メンバーが三大都市圏に分散していて真ん中のほうが集まりやすいことやら、一番年下の自分がリタイヤーしてからは万年幹事ということもあって、今年も名古屋地区犬山で開催。いとこ全員で他界したのは一人、86歳を筆頭に残り全員が一堂に会することができるのは喜ばしいことだ。この会、果たしてあと何年続くことだろう?
きょう5月21日は二十四節気のひとつ「小満」。秋に蒔いた麦の穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると云う意味らしい。夏の陽気が次第に満ちてゆく時期だ。きのうときょう、「小満」にふさわしい花に出会った。
● 朴の木の花
きのう可児の花フェスタ記念公園へ行っていても、30度を越す暑さで汗だく。朴の木のような大きな葉がたくさんある木陰が涼しかった。その朴の木に6月頃咲くといわれる大きな美しい花が咲いていた。
朴葉焼きとか朴葉寿司でお馴染みの朴葉、葉の大きさは40cmにも達するようなサイズだ。先月飛騨・木曽路方面へ旅行した時朴葉の料理を食べて、この葉の木や花はどんなものだろうと話していた矢先に花フェスタ記念公園で木陰を求めて行った所が朴の木でしかも花が咲いていた。
葉が大きければ花も大きくゆうに直径20cmはあった。ネットで見たらモクレン科とあった。そういえばモクレンに似た花だ。
● 時計草
今朝のウォーキング、ブルーベリー園の小屋の脇にある時計草。今年はもう咲いていた。確か、去年の6月10日のカキコで「時の記念日を待っていたかのように時計草が咲き始めた」と記した記憶がある。今年は「小満」にせかされたのかもう咲いていた
名前の通り、壁掛けの時計盤のような咲き方をするユニークな花だ。花弁が時計の文字盤、オシベかメシベか知らないが茶色のが時計の針だ。
どんな木や花だろうと疑問に思っていたのが木陰探しで出会えた「朴の木の花」で少し満足。去年は6月10日にやっと出会えたが今年は5月21日に。早く出会えて少し満足。どちらの花も「小満」の頃の花らしく少し満足を与えてくれた。
そして、何よりどちらの花も「小満」らしくショーマンシップ溢れたユニークな花だ。