ふながや池の睡蓮

ウォーキングでいつも通るふながや公園、その真下にふながや池がある。東西150mほど、南北300mほどの広さ。
すり鉢状の地形で池の縁の水辺までは近づけない。今、睡蓮が賑やかに咲いているが南風に吹き寄せられて池の一番北の端にかたまっている。それを遠目にしか見ることができない。なんとかして近づきたい。


それというのも、去年名古屋ボストン美術館で見たモネの睡蓮の絵。死に至るまで睡蓮を描き続けたモネは睡蓮と日本の太鼓橋を描いていた。太鼓橋こそないが、人を寄せ付けないでまったく自然のままで咲いている所に近づいて眺めてみたかった。

   

    

長靴、手袋の装備で下段左写真の一番奥、つまり北側から水辺へ下りることを試みたが泥沼に葦が生えて行き先を阻んでいるので断念。写真の左側つまり、西側の竹やぶと松林の中を悪戦苦闘しながら、どうやら水辺にたどり着きほっとした。

                 


 なんだか、モネの絵に出合ったような感動を覚えたふながや池の睡蓮だった。
※ 睡蓮=葉も花も水面に浮かんだまま   蓮=葉や花が水面から立ち上がる