スイカズラ

たしか天気予報では傘マークが出ていた筈なのに朝から夏の日差し。ウチでつくるヨモギ餅が好評のようで、きょうはここ1ヶ月くらいの間に3回目の餅作りだそうだ。朝のウォーキングのときにそのためのヨモギ摘み。この時期になると柔らかいヨモギなどある筈がない。できるだけ日当たりのよくない場所にあるヨモギをさがす。


薄暗いような雑木林の入り口でヨモギを摘んでいる時2mくらいの高さの木に白と黄色の花が混在して咲いているのを見つけた。写真を撮って芹沢先生の図鑑で調べるとスイカズラだった。なかなかユニークな花だ。

                

                

このスイカズラの花、道端や林に沿って湿り気のある場所で生育するそうだ。開花した直後は白色、やがて黄色になり白と黄色の花が混在してところから別名金銀花ともいわれる。花の形も独特で、花冠の先端が5つに分かれているものの4つは上側に、一つは下側に反り返っている。


ヨモギ摘みに付き合わされ、いやいや摘んでいる時に偶然見つけたスイカズラ。一生懸命ヨモギ摘みに精を出していたらみつけることはできなかっただろう。がんばらないことはいいことだ。