麦秋

mikawakinta632009-06-03

朝からどんよりとした天気の1日。けさの中日新聞の1面に「色づく麦 風なびく」という見出しで、茶色く色づいた穂がさわさわと風に揺れる麦秋・・・。こんな書き出しで麦の収穫が最盛期を迎えていることをカラー写真入りで報じていた。


この季節に「麦秋」と見聞きしても、今まではさほど気にかけることもなく受け入れていた。ブログを始めたら、初冬の11月頃の穏やかで暖かな晴天を「小春日和」とは何でやとか今回のように初夏なのに「麦秋」とは何でやとちょっとうるさくなった。

     
           三好丘の麦秋

ネットで調べた。初夏の麦の刈り入れ時、(あき)という言葉には百穀成熟の意味があり、気象的にも空気が乾いて気持ちの良い陽気という意味で秋との共通性があり「麦秋」という。と出ていた。

                       

春夏秋冬がはっきりしていて自然との交感に「もののあはれ」をもよおしてきたわれわれの先人達から生まれたこれらの言葉。噛めば噛むほど味が出る。大事に伝えて行かねばなるまい。



<きょうの一枚> つりがね草  5月25日  自宅

ラジオ深夜便、きょうの誕生日の花。つりがね草、花言葉は感謝と言っていた。きょう6月3日はクマさんのアラコキ(アラウンド古希)の誕生日。自宅のつりがね草は亭主の誕生日を待てず先月の終わりには花が終わってしまった。先月の25日に撮ったもので代用。