新型インフルエンザ

mikawakinta632009-06-17

新型インフルエンザがとうとうわが町にもやってきた。新聞・テレビの報道で知ってはいたが、けさ悠学カレッジに行ってみて一層身近さを覚えた。玄関と廊下に消毒薬が置いてあり、張り紙で受講者に手の消毒を促していた。行き帰りにちゃんと手の消毒をしてきた。


今回の新型インフルエンザ騒動では、報道のされ方で人々の気持ちや受け止め方がずいぶん変わってくるものだということが改めてよくわかった。メキシコで発生当初は感染者の出た国や患者の数で人々の不安を煽っていた。感染者が軽症で暫くして大体が元気になっていることがわかったら当然のこととはいえ、報道の扱いもまったく小さくなった。


兵庫県の学生が感染した頃から、国や自治体の発表やその報道も盛んに「冷静に」を連発していた。これは、「何もしなくてもいい、無防備でいい。」に聞こえた。これでは不安だという人々がマスクを求めるのは当然の行為だろう。少なくとも、「情報」「対処法」を公開して人々の不安を解消させることが肝心ではないだろうか。「冷静に」ということが冷静さをなくしていたように思える。


報道は世間にこれほどに大きな影響を持つからこそ重大な責任があることを忘れてもらいたくない。


<きょうの一枚> ユリ  自宅  6月17日

お世辞にも美しいとは云えないような変な赤色のユリが今年はなぜかしらたくさん咲いた。2階の窓から撮ったら、光の当たっているところが黄色く写っている。「露出」の仕方に問題があるのでは?