植物の異変

この1週間、夜雨が降り昼間はそこそこの天気が続いて庭や畑には好都合だ。夜来の雨も上がって早朝ウォーキングもすがすがしい。 普段よりスローな足取りで周囲を観察してゆくと色々と異変が生じている。異変ウォッチング。



■ 異変1 今頃タニウツギが・・・

ふながや公園下の歩道沿いに1本だけタニウツギがある。5月初めには満開で美しかった。(写真左)3日ほど前に通りがかった時には一面に葉が生い茂っていた。ところが、けさ見たら2mほどの高さの木に一塊だけ花が咲いているのではないか。(写真右)桜などに見られる狂い咲きだろうか?

 
   5月9日                   7月4日


■ 異変2 今頃アセビが・・・     ■ 異変3 ネジバナがウチのすぐ近くに・・・

3月21日、緑化センターの季節の花めぐりで同所にあったアセビ。3月初めから5月頃まで咲くと説明を聞いた。ところが、けさ道路沿いの雑木林にアセビの花が咲いているのではないか。これも狂い咲きか、それとも時間延長で咲いているのか?


先日のブログでネジバナのことをカキコした。おととし、1ヶ所だけ咲いている場所があったが去年はまったく見当たらなかった。ことしは2ヶ所ほど見た。そして、けさはウチの南側の階段を下りた緑地で見つけた。ネジバナが咲きやすい環境が整ってきたということだろか?

 
   アセビ                    ネジバナ


クローン人間だとか体外受精といった生命科学の進歩に、法体系が追いついてゆけないで右往左往している人間社会と同じように、植物の世界でもかつてないような気候の急激な変化に生命のメカニズムが追いつかれなくてどこか狂ってきたのではないだろうか?