親孝行

mikawakinta632009-07-09

雨こそないが蒸し暑い一日。悠学カレッジ初級ワード応用の講座もきょうで終わった。


先日のPさんのブログにその日はお母さんの命日で母親を回顧するカキコがあった。その時にある友人の親孝行についてのエピソードを思い出した。その友人はガキの仲良しクラブで一緒に旅行した聖体師をしている友人。同じむち打ち症の患者でもプラス志向の患者は直りが早いとみんなに持論を披露していた彼だ。その彼の親孝行談義。


彼の母親は女手一つで二人の息子を育て彼の兄と同居していた。歳を取って床につくことが多くなり入院してからも毎日のように母親の元に通いマッサージをしたという。残された時間が少ないとわかったある日、母親は今まで充分やってもらったからもういい。マッサージしてもらって幸せだった。といい、一緒にいた彼の息子にお前も親孝行しなよ。と云ったという。そして、次の日に亡くなったという。


彼は付け加えた。この仕事をしていたおかげで親孝行ができた。母親はもちろん、人から喜んでもらえる仕事に就けたことは何より幸せだ。さらに、母親は亡くなる直前に、親孝行のことを息子に話をしてくれた。ありがたいことだった。


「親孝行したい時には親はなし」両親を亡くして40年以上経っている自分には心に痛い話だった。彼は中学を卒業して働きながら定時制高校に通い、苦労の末聖体師の資格を取り今開業している。苦労人の話だけに含蓄のある話だ。この仲良しクラブでは社長も大学教授もチャンやらクンやら呼び捨てだが、彼だけは「先生」と呼ばれている。



<きょうの一枚>  コブシの実  7月1日  緑化センター

写真がボヤけているが、3mくらいの高さのところにコブみたいに見えるのは何の実か?いや、虫こぶかもしれない。
先生も何だと思うか?となかなか教えてくれない。  コブシの実だそうだ。夏から秋にかけて実の袋が赤くなって膨らむ。9月〜10月にかけて袋がはじけて中から赤い実が出て来るそうだ。