高速道原則無料化

予報どおり薄曇の一日。負ける気がしなかったはずのドラゴンズが負けてしまった翌日を象徴するような天気だ。


先日千円高速堪能してきたが、選挙が近づくにつれて政権交代が現実味を帯びてきて「高速道原則無料化」も夢物語ではなくなりそうだ。ホントに大丈夫かと心配になってきた。「民で出来ることは民で」と改革したことが逆行して国有化するのだ。難しいことは抜きにして二、三点考えてみた。

 
これが民間活力だろう。もうクリスマスかと錯覚するようなSAの電飾。 8/16の甲府・双葉SA


① 無料化になったら高速道会社で働いていた人たちの雇用はどうするのか?

② 国が助成金まで出して普及させたETCは無用の長物になってしまう。どうする?

③ 高速道会社3社の借金30兆円は結局税金でまかなわれることになる。これまでの借金返済原資は利用料金、つまり受  益者負担。無料化となればまったく高速道を利用しない人たちも負担することになる。不公平のようで公平な受益者負  担か公平のようで不公平な税金方式か? 国民の同意が簡単に得られるか?