トケイ草とゴーヤの味

高校野球も終わり、テレビでは北国の学校で新学期が始まった事を伝えている。何とはなし、秋の気配が濃くなった。


そんな涼しい朝、三好丘丘陵地の稜線上にある今は廃園となったブルーベリー園の方角にウォーキング。園の小屋を取り囲むようにトケイ草の蔓が覆っている。5月の終わりから6月の初めにかけて花が咲いた。真夏は咲いてなかった。
涼しくなったせいか、再び花が咲き実が赤くなった。南国情緒を漂わせる光景だ。

   

去年もちょうど今頃、記憶では北京五輪が終わった頃だった、赤い実がたくさんなりはじめた。去年ウォーキング中のアダム&イブがこの「禁断の木の実」に手をかけ口にしたが三好丘のエデンの園から追放されることもなかった。それでは、今年もと1個づつ口にして3個ほどポケットに。


果実は柔らかいので簡単に皮を剥ぐことができる。中にはアズキ色の種を包んだ果肉とわずかではあるが果汁が入っている。味はアケビに似ている。そして、ゴーヤにも似ている。ことしの新発見だ。

   
       手前がトケイ草   奥がゴーヤ


ウチの緑のカーテンにしているゴーヤで育ちの悪いのが黄色くなっていた。ちぎって何気なく割って種を口に含んでみたら
甘いのではないか。トケイ草と味が似ている。新発見だ。この発見は先日の花ミョウガのようにネットで検索したものではなく自ら実証したものだからフライングはない。