秋祭り

mikawakinta632009-10-04

抜けるような青空の一日。こんな日には屋外に出て思いっきり身体を動かしたくなる。ところが一日中屋内に缶詰状態。
地域の神社のお祭りを1週間後に控え、今年役員になった素人ばかりがその準備に忙殺。神社の祭礼の中にムラ社会のルールと近代社会のルールのせめぎあいを垣間見る。


そもそもこの神社、開拓で入植した人たちの心の支えとして開かれたもの。ところが新興住宅地になって神社を守るのはその住宅の住人達が主となってしまった。2年交代の氏子の役員は祭礼のしきたりや神社の幟(のぼり)の立て方、餅投げ用の餅の作り方など昔からの住人の方たちの指南を受けてどうにかやっているが、指南をする方がだんだん少なくなってしまった。この先どうなることやら。



初穂料を地域の皆さんからいただいて祭りの運営をしているが、去年までは初穂料を頂いた方全員の名前を張り出していた。最近は名前と金額を掲示したらプライバシーの侵害だと言う人まで出てきた。一方では高額の寄付をしたにも拘わらず名前を公表しないのはおかしいと言う人もいる。神社の祭礼というムラ社会のルールの中に”個”を尊重する近代社会のルールがだんだん入り込んで来ている感がする。



<きょうの一枚> 逢妻女川の彼岸花群生  10月2日

去年の日記を見たら10月2日に訪れて見ごろだったので、今年もと出かけたところが、少々おそかった。気候の温暖化のせいだろうか。