ケナフ

祭りも終わってようやく家庭菜園に顔出しができた。ヤーコンを収穫し、夏からきょうに至るまで大地の恵みを与えてくれたナスを片付けてタマネギの土壌つくりに半日を費やした。夕方にはパラパラとしたが、すぐにやむ。


今、家庭菜園のあちこちで赤紫色のケナフの実が良く目立つ。高さ2mくらいの1本の苗に直径2〜3cmほどの実が数十個鈴なりの状態だ。実の上ではアリが盛んに活動している。ひょっとすると甘くて美味しいかもしれない。栽培している人によれば、種を取るだけで食べるようなことはしないとのこと。


          鈴なりのケナフの実

 
  食べてみたくなるような実         夏、咲いていた花


一時、地球温暖化の救世主のようにもてはやされたケナフ。詳しいことは知らないが、何か問題があったようだ。いずれにせよ、成長が早く二酸化炭素の吸収が一般の樹木より多いこと、そして、茎から紙がつくられることは確かなようだ。


家庭菜園で栽培している人たちは、地球温暖化・・・・といった仰々しいことではなく花の観賞、ケナフジュース、ケナフ茶、ケナフサラダ、ケナフクッキーを楽しんでいるようだ。