棒の手

青空の下久しぶりのグラウンドゴルフ。台風やら祭りの準備で10日ぶりだ。プレイをしていても、どこからともなくキンモクセイが香ってくる。もうそんな季節になった。


甘く強いあの香り、心地よいものにかかわらずグラウンドゴルフを楽しんでいるジジババ達にはある種の郷愁を覚える人たちがかなり多くいるだろう。汲み取り式トイレの芳香剤は、甘めでかつしっかりした香りのキンモクセイが使われていたから。


先日の神社の祭りに地元の「棒の手」が奉納された。間近で見るのは初めてだったので写真を撮った。

 

 

おととし「寿大学」で棒の手会館へ見学に行った時のメモを読み直した。元々は戦国時代に農民達が表向きは献馬の警護をする名目で、実際には農民の自衛手段として始めた農民武芸。それが後に現在のような祭事芸能として定着した。愛知県内だけで10くらいの流派がある。棒と太刀で立ち会うのが基本の型。