トップの資質

きょうも秋晴れの一日。暑くもなし、寒くもなし爽やかな天気だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

プロ野球もＣＳがはじまった。きょうはパ・リーグの楽天対ソフトバンク。１１対４と楽天のあの勝ちっぷりをみると、野村監督の解任騒ぎはどう見てもフロントと監督で仕組まれた演出ではないかと思えてならない。理不尽な監督解任劇を仕組み選手を奮い立たせようとしたものでないか？

落合監督がシーズン最終戦の神宮球場で退場覚悟で強硬な抗議をして選手達を奮い立たせようとしたのと同じようなことではないだろうか。落合監督は退場処分と罰金１０万円を払った。

組織のトップに立つ者は、部下を動かすためにここぞという時には自分の身体を張ってでもしなければならない時がある。
前原国交大臣が羽田空港のハブ空港化案を打ち出した時、関空の大阪府知事、成田の千葉県知事は早速大臣に面談してその真意をただしている。府民、県民の不満を和らげるためには知事の立場からすればそれくらいのスタンドプレーは必要だ。

それにひきかえ、国内線と国際線の乗り継ぎの便利さを売り物に日本のハブ空港をめざしてオープンしたセントレアの愛知県知事は何とおっとりしていることだろう。なんの意思表示もしていないのではないか。１本だけの滑走路で日本のハブ空港をめざしてもダメなことくらい素人でもわかる。それでも組織のトップは意気込みをみせることが必要だ。それが、トップの資質だろう。

＜きょうの一枚＞　東名へダイビング事故現場　　１０月１６日

ウチの前を通る県道を南へ１ｋｍほどの場所、東名高速を跨ぐ橋の建設中。東名の手前でガードレールで遮断されている。
２５ｍ下を東名が通っている。おとといの早朝、会社員の運転する自家用車がこのガードレールを突き破り東名にダイビングするという事故があった。幸い東名を走行している車はなく二次被害はなかった。運転者は腰を骨折。