金沢はやはり傘が要った

「弁当忘れても傘忘れるな」、金沢では今頃から真冬にかけてよく耳にする言葉だ。毎年11月第2土曜は金沢での会合。
その言葉通りやはり北陸特有の降ったりやんだりの天候だった。カミさん、金沢を離れて30年以上経つのでたまには・・というので千円高速の恩恵で先週の黒部・立山に引き続き今週も北陸行きとなった。


パックツアーとは違い、コース設定は自由自在。立ち寄りスポットを予め晴天用、雨用、「傘忘れるな」用に選んでおいて
そのときの都合で切り替えていった。家を出る時は土砂降りだったので、東海北陸道でなく名神北陸道で。北陸道に入ったら「降ったりやんだり」になったので、加賀ICでおりて「傘忘れるな」用の小松の那谷寺へ。那谷寺を出たら雨が激しくなったので、雨用の山代温泉総湯(昔は共同浴場と言ったがいまは温泉コミュニティー施設。)で一風呂。


  北陸の紅葉の名所 那谷寺スケッチ

              


翌15日ホテルのすぐ近くにある尾山神社に。30数年前のこの日、長女の七五三をこの神社でやった。その日と同じように神社は七五三で賑わっていた。その娘が今年40歳になった。感慨ひとしお。宮参りの間は天気がよかったが、あとはふったりやんだり。雨用、「傘忘れるな」用の近江町市場や金沢港いきいき市場で食い気ばかり。


この金沢での毎年の会合もワケあって今年で解散。最後の会合だった。第2のふるさと金沢とも縁が切れたような気がして一抹の寂しさだ。だが、友人知人がまだ大勢いる。わが第2のふるさと金沢は永遠だ。