寂しいクリスマスプレゼント

mikawakinta632009-12-25

穏やかな風、柔らかな日差し、車を運転していても窓を開けたくなるような春を思わせる初冬の一日。

この暖かい日差しに誘われるかのように孫がやってきた。幼稚園が休みに入ったからだ。500円の商品券を見せびらかし今からおもちゃを買いに行くと言っていた。その商品券はどうしたと訊ねるとこういうことだった。


先日、習い事に行っているサークルで10数人のクリスマスパーティーがあった。その時に500円程度のおもちゃを持ち寄りプレゼント交換があった。その際ウチの孫が手にしたのがその商品券だった。想像するに、交換のときは皆歓声と笑いに沸いたが孫だけはそうでなかったと思う。


おそらく子供が自分の意思で商品券を買ったと思えない。商品券を買い与えた親はその場でみんなとおもちゃで遊べない子供の気持ちが理解できないだろうか。たとえ、気に入らないおもちゃであっても、それがプレゼント交換でありクリスマスパーティーだろう。「教育」は施すが心の通った「子育て」ができない”今”を垣間見た気がして寂しい気がした。



<きょうの一枚> 雪の多治見虎渓山 永保寺  12月19日

雪が降るといいトシこいたオッサンがうれしくなってカメラをぶら下げて駆け出す。どこにも居るようだ。わが故郷のシンボル永保寺はこのブログの仲間にもファンが多いようだ。ガキ仲間のブログのメンバーの一人が先日の雪の日に撮りに行きブログにアップしていたので借用。