タンポポ

春が来たかと思うような穏やかな冬晴れ。このまま春になってくれればと思うが、あすが暦の上では「大寒」、まだそんなわけには行くまい。畑に大根を抜きに行くと、この暖かさに誘われてか通路のあちこちにタンポポが顔を出している。

 


去年の10月の終わりに通路の草刈をして冬の間草は伸びていないはずだ。だが、タンポポアスファルトの裂け目から生えるほどの生命力がある。その上、茎が非常に短く葉が水平に広がっているため、表面の花や茎を刈っても再び生え始めてくるということだろう。


鳩山さん、世論調査で「不支持」が「支持」を上回ったそうだが、タンポポのような強靭な生命力を見せててくれるか否か見ものだ。


ウォーキングに出かける時、玄関でカミさん「その靴、いい加減に捨てたらどう?別に代わりの靴がない訳でもないのに」
言われてみれば、もう3年くらいウォーキングもグラウンドゴルフもこの靴ばかりだ。買った当初はあまりフィット感がなくても、履いている間に合ってきて新しい靴を買ってもなかなか履き替える気にならない。下駄箱に新しいスニーカーが2足鎮座している。


この靴と足の関係、夫婦の関係のようなものだ。この15日で結婚42年になった。いまさら新しい靴に履き替える訳にも行かない。タンポポのような生命力で履き続けよう。