八朔

終日どんよりとした天気。風がないだけ寒さがそれほど感じられない一日。

おととい、庭の八朔を収穫した。苗を植えて10年ほど経つが、これほどの収穫ははじめてのこと。大人の背丈ほどの高さの木で12kg、30個くらい収穫できた。

 
    12kgの収穫             1個だけとりこぼし


収穫してから思った。「はっさく、はっさく」というがどういう謂れがあるだろう?ネット検索。150年ほど前、広島のお寺で発見された。その時住職が「八朔には食べられる」と云ったということから名づけられた。「八朔」とは八月朔日の略で「朔日」とは「ついたち」、つまり陰暦8月1日には食べられるということらしい。


収穫時期が12月から1月で8月まで完熟させよということか?農家では2月から3月に出荷するようだ。推察するに、夏になるくらいまで、それほど長い間完熟せよということだろう。


それにしても、2人だけの家族でこれだけの量の八朔をどうする?サンデー毎日族は植物を観察したり栽培することに意義があるといっても、収穫したものを捨てるのももったいない。マーマレードやジャムを作って子供たちや近所に配るそうだ。